五十肩とはどんな症状なの?急性期、慢性期、回復期3つのステージごとにわかりやすく解説します

『最近、肩をあげると痛い・・・あがりづらい・・・』
『この肩の痛み・・・もしかして五十肩?』

肩があがらないのは五十肩とよく聞くけど、どのような状態が四十肩、五十肩なのかわかりませんよね。

そこで今回は、五十肩の症状を3つのステージごとにわかりやすく解説していきます。

四十肩・五十肩の症状

まず、四十肩、五十肩には急性期、慢性期、回復期の3つのステージがあります。
それぞれのステージにより、症状も異なるためステージごとの症状を解説していきます。

急性期の症状

急性期では炎症も強く起きているので以下の症状が起こることが多いです。

・肩を動かさなくても痛い・・・
・肩があがりづらくなってきた
・夜、肩が痛くて眠れない
・肩をあげる、背中に腕を回す動作で激痛が走る

急性期は痛みが強く、日常生活においても大きな支障をきたします。
この時期は個人差もありますが、数週間〜数ヶ月続くことが多いです。

また、症状も人それぞれ違うため、まずは現状を把握して対処していくことが改善していくためにとても大切です。
この時期の対処の仕方によってその後の経過も変わってきますのでとても大事な時期になります。
無理に硬い筋肉をほぐしたり、ストレッチをかけたり、動かしたりすると悪化させてしまうこともあるため、なるべく痛みを出さずに施術をしてくことが大切です。

慢性期の症状

慢性期では急性期の特徴的な症状である『肩を動かさなくても痛い』『夜、肩が痛くて眠れない』などという症状は軽減されてきます。
しかしまだ、痛みは伴い以下の症状が起こることが多いです。

・肩をあげると肩から腕のあたりがつっぱる
・激痛ではないが、肩を動かすと痛い
・背中に手が回らない
・服を着る時、脱ぐ時などふとした時に肩が痛い
・肩の動きに制限がある

慢性期の大きな特徴として『安静時の痛みはないが、肩を動かすと痛い』という症状です。
この時期に積極的に施術をしていくことにより早期改善が期待できます。
肩の動きを見ながら少しずつ肩を動かしていき、動かせる範囲をひろげていきます。

回復期の症状

回復期では日常生活での肩の痛みを感じることも減り、痛みのない元通りの生活が送れるようになってきます。
症状の特徴としては、無理に肩を動かさなければ日常生活での肩の痛みはなく、しかしまだ痛くない方の肩に比べると正常可動域まで動かせないというのが特徴です。
この時期はチューブなどを使い、肩周りの筋肉の強化をし、より良い状態を目指していきます。
また、肩周りの筋肉の再教育は『状態を安定させる、再発予防』のためにとても大切です。

当院の施術方法

当院ではカウンセリング、検査を徹底的に行い、まずは現在の状態を把握していきます。
お客様の肩の状態に合わせて早期改善のために計画を立て、施術をしていきます。

症状に合わせて筋肉調整、肩甲骨の動きの改善、ストレッチ、肩周辺の筋力強化など計画的に施術していきます。
『この肩の痛み、いつおさまるの?』など不安な方はお気軽にご相談くださいませ。

まとめ

今回は四十肩・五十肩の症状を3つのステージごとに分類し、解説しました。
肩の痛みでお悩みの方はまずは自分がどのステージなのか、何をしてはいけないのか、何をするべきなのか知ることから始めてみましょう。

なかなか良くならない肩の痛みでお悩みの方はお気軽にお問い合わせくださいませ。